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温浴療法に医学的な効果はあるの?温熱療法との違いも徹底解説

現在、ガンの治療や理学療法的なアプローチとして、温浴療法に注目が集まっています。
温浴療法とはどのようなものか、そもそも本当に効果があるのか、疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、温浴療法の概要や種類について紹介します。
また、よく似た治療法である温熱療法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

温浴療法に医学的な効果はあるの?温熱療法との違いも徹底解説

温浴療法とは?

温浴療法は、温熱療法の一種です。
温浴療法は低体温を解消するだけでなく、体の各部位の機能改善を目指します。

温泉に入ったり、赤外線や蒸気などで高温になった室内に入ったりして体全体を温めて治療するのが特徴です。
また、機器を使用して患部を部分的に温めて治療する方法もあります。

温浴療法の種類

温浴療法の最新の治療方法を知ることで、温浴療法とは何かが見えてきます。
ここからは、代表的な温浴療法を3つ紹介します。

温泉療法

温泉療法とは、温泉水や天然ガス、泥状物質などのほか、温泉地の気候要素(自然環境全般)も含めて医療や保養として利用する治療法です。
温泉療法では、温泉入浴だけでなく、理学療法や運動などの刺激を繰り返し与えます。
そうすることで自律神経、内分泌系、免疫系などを総合的に強化していくのです。

和温療法

和温療法とは、室内を均等の60℃に設定した遠赤外線乾式サウナ治療室で全身を温め、和ませる治療法です。
和温療法は、骨関節障害・脳血管障害などを合併し、運動ができない方にも心地よい発汗を促します。
気分・食欲・睡眠・便通を良くし、うつ気分を軽減させる効果が期待できます。

高度先進医療として承認されている和温療法(※)には、認証された手順や機器があり、それ以外は和温療法とは認められていません。
現在、和温療法は多くの医療機関で実施されています。和温療法を導入するためには、和温療法研修センターで講習会を受講し、研修会修了証の取得が必要です。
参照:和温療法ホームページ

ラドン温浴

ラドン温浴とは、高温多湿に設定された個室内で、ラドンが出すアルファ線という放射線を体内に吸収する療法です。
ラドンは肺から血液に溶け込み、血流とともに全身の組織や細胞に運ばれて効能を発揮すると言われています。
老化やさまざまな病気の原因となる「活性酸素」を除去するほかにも、代謝の活発化、免疫力の強化、神経機能の改善などの効能が期待できます。

温浴療法機器の種類

温浴療法機器には、さまざまな種類があります。
基本となるのは、理想的な渦流や気泡によるマッサージ効果と温熱効果です。
治療部位に合わせた機器が用意され、各医療機関で導入されています。

エジェクターバス

エジェクターバスは、温水による温熱効果と渦流浴によるマッサージ効果で治療部位の温度を高めます。
それによって、血流を促進し治療効果を高めるのです。
最新のエジェクターバスでは、これらに気泡浴をプラスし、より効率的な温度上昇とリラクゼーション効果を実現しています。

バイサタイザー

バイサタイザーは、上肢・下肢の関節部位の治療に適した温浴療法機器です。
湯水の流量を変えずに気泡量を変化させることで、低刺激での治療が可能となっています。
下肢の関節用バイサタイザーは、深い浴槽やアームレストなど、乗降しやすい設計が特徴です。
上肢の関節用では、アームレストにウレタン素材を採用し、前傾姿勢をとることが多い肘関節治療を快適に行えます。

温浴療法の効果

温浴療法によって、どのような効果が得られるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
ここからは、各現場の温浴療法でどのような効能があるかを紹介します。

和温療法

和温療法は、現在、心不全治療の標準治療として承認され臨床に応用されています。
また、重症下肢虚血、慢性疲労症候群、潰瘍性大腸炎、その他の難治性疾患に顕著な回復例があります。
安全で副作用がないため、骨関節障害・脳血管障害を併発して運動できない患者にも有用性のある治療法とされています。

整形外科・整骨院

温浴療法機器は、整形外科・整骨院などで施術される物理療法の一環として用いられています。
上肢・下肢の患部に対しての、温熱効果と渦流浴・気泡浴によるマッサージ効果は、血液循環や代謝を改善し筋肉の緊張を和らげます。
痛みを軽減するだけでなく、リラクゼーション効果も発揮するため、高い評価を得ている物理療法です。

理学療法・リハビリテーション

理学療法やリハビリテーションでも、温浴療法機器は「水治療」として利用され、高い評価を得ています。
痛みを緩和し、血液やリンパの循環を改善して、浮腫を抑える効果があります。
直接、上肢・下肢の患部を刺激して温めるので、「動きやすくなった」「楽になった」と直感的に感じやすくなるのが特徴です。
温浴療法のリラックス効果は、他の治療を受ける際にもプラスに働きます。

温熱療法との違いは?

ここでは、温浴療法と温熱療法の違いについて見ていきます。

温熱療法とは

温熱療法は、熱、電磁波、音波、ホットパック、赤外線、超短波、マイクロ波などにより加温し、循環の改善や疼痛の軽減を図ります。
現在、注目されているのが、電磁波によるがん細胞の致死効果です。
さらに、電磁波温熱療法(ハイパーサーミア)は、リハビリテーションにも活用されるようになっています。

温浴療法と温熱療法の違い

温浴療法と温熱療法の違いは、体の温め方と温める部位の違いです。温浴療法では体を全体的に温め、温熱療法では体を限定的かつ直接的に温めて治療が行われます。

温浴療法は温熱療法のひとつ?

温浴療法と温熱療法には、分かちがたい関係性があります。
和温療法の開発者は、当初、温熱療法の一環として治療を始めています。
温熱療法のヒントを、患者の温泉通いから得たという温熱療法の研究者もいるのです。

しかし、現在の温浴療法と温熱療法とでは、前述の通り温め方に大きな違いがあります。
熱で体を温めるという点にフォーカスすれば、温浴療法は温熱療法のひとつと言えますが、区別して考えたほうが実用的です。

まとめ

温浴治療の魅力は、安全で副作用の心配がなく、心地よい刺激や発汗がある点です。
ストレスが少なく、リラックスしながら治療と向き合えるのが温浴治療のメリットと言えます。
温浴療法の効果を理解して、温浴を暮らしに活かせれば、病気にかかりにくい健康な体づくりにも役立つでしょう。

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後もお役に立てるコラムを掲載してまいります。

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