脳梗塞予防に遠赤外線ドーム ②
本当は、 春本番で心ウキウキの真っただ中?(‘ω’? )三?(‘ω’)?三( ?’ω’)?のはずが……
「楽しくないゴールデンウイークを過ごしましょう」といわれて、コロナウィルスの報道に耳を傾ける 毎日ですね(T_T)
ふと、人生について考えてしまったり……(暗くなってしまいました )
クヨクヨしていても仕方がありません!!!
「倒れない」「元気で過ごせる」ように、日ごろの生活習慣をもう一度振り返ってみましょう (*’▽’)
脳梗塞は予防できる! 食事・運動・生活
3つのパターンの状況別予防法
現在、日本の寝たきり患者の寝たきりとなる原因は4割が脳梗塞を含む脳血管疾患からだそうです。
脳血管疾患の原因は生活習慣病や高血圧、糖尿病と言われています。
日ごろの生活習慣の蓄積の結果として倒れてしまうのです。
倒れた後、一命をとりとめても寝たきりになってしまったり、何らかの後遺症が残ることも多い脳梗塞や脳出血。
一番いいのは「倒れない事」です。
脳梗塞を含む脳血管疾患の予防法についてです。
1 脳梗塞の原因と3つのタイプ
脳梗塞は脳の血管が詰まってしまうことで起こりますが、つまる原因によって3つのタイプに分けることが出来ます。
1-1 脳梗塞の3つのタイプ
・アテローム血栓性脳梗塞
脳の太い血管が詰まる。
太い血管を詰まらせてしまうほどの血栓なので血栓がやや大きい。
・ラクナ梗塞
脳の深い部分にある細い動脈が詰まる。
血栓の大きさとしては小さい。
・心原性脳塞栓症
心臓の血栓が血流で運ばれ脳の太い動脈に詰まる。
できる血栓は3つの中で一番大きくなりがち。
1-2 脳梗塞の原因
脳梗塞は脳の血管が詰まることによって起こるので
「脳梗塞の原因=血管が詰まる原因」
と言い換えてもいいかもしれません。
原因1 高血圧
高血圧は脳梗塞を含む脳卒中の最大の危険因子です。
脳血圧の状態が長く続くと、アテローム血栓性脳梗塞やラクナ梗塞が起こりやすくなります。
血圧が高くなるにつれ、脳卒中の発症率が格段に上がるというデータもあります。
原因2 糖尿病
血液中の糖分の量を血糖値といい、血糖値が高い状態が慢性的に続く病気が糖尿病です。
糖尿病になると血管が拡張しにくくなったり、血管や細胞が傷つけられて動脈硬化が進行します。
糖尿病がある人はそうでない人に比べて脳梗塞の発症率が2~3倍になると言われています。
原因3 脂質異常症
中性脂肪やコレステロールなど血液中の脂質が多すぎる脂質異常症も動脈硬化から脳梗塞を引き起こす危険因子です。
悪玉コレステロールのLDLコレステロールが血液中に増えすぎると血管の内皮細胞が傷ついたところからLDLが血管壁に入り込み、脳梗塞を起こすリスクが高くなります。
2 脳梗塞の状況別予防法
脳梗塞の予防は、すなわち糖尿病、生活習慣病の予防という事でもあります。
食事、運動、普段の生活習慣から脳梗塞の予防方法を考えましょう。
2-1 脳梗塞を予防する食事法
食事抜き、まとめ食いはしない
食事を抜くと反動で次の食事に、まとめ食いをしてしまいがちです。
まとめ食いをすると血糖値が急上昇し一度に大量のインスリンの分泌が必要とされます。
すると膵臓には大きな負担がかかり、血糖コントロールが乱れてしまいます。
この生活を続けていると、膵臓が弱ってしまい糖尿病を招くことになります。
規則正しい食事リズムを心がける
糖尿病は膵臓からのインスリンの分泌や作用不全によって高血糖が続くことで引き起こされる病気です。
糖尿病は基本的に食べてはいけないものはありません。
が、一日の摂取エネルギー量を守ったバランスの良い食事を心がけましょう。
決まった時間に食事をすることでインスリン分泌のリズムを乱さないようにすることも大事です。
食べる順番を意識する
血糖値をコントロールするには血糖値が急に上がらないようにする食事法が有効です。
1: 食物繊維の多いおかず(野菜サラダ、キノコ、海藻類など)
2: たんぱく質の多いメイン料理(肉、魚、豆類など)
3: 炭水化物(ご飯、パンなど)
の順番で食べるようにしましょう。
食物繊維は消化に時間がかかるので最初に食べることで血糖値の上昇を抑えてくれます。
最後に炭水化物を持ってくることで空腹感がなくなり、糖質の摂取量も減らすことが出来ます。
2-2 運動で予防する
適度の運動の継続は脂肪を燃焼させ肥満を解消する効果や、血圧や血糖値を下げる効果、中性脂肪を減らす効果など様々な良い効果があります。
1日20~30分の運動を生活に組み入れる
脳梗塞の予防には「有酸素運動」がオススメです。
有酸素運動とは身体に酸素を取り入れながらあまり負担の大きくない動きを継続的に行うものでウオーキング、ジョギング、サイクリング、水泳などです。
1日20~30分程度を目標に行いましょう !(^^)!
2-3 日常生活で脳梗塞を予防する
良質な睡眠をとる
寝ているときに分泌される成長ホルモンは新陳代謝を促し身体のダメージを修復する働きをします。
寝ているときは一日のうちで血圧が最も安定する時です。
昼間に傷ついた血管を修復するのも寝ているときです。
良質な睡眠をとるためには、体内時計のリズムを規則正しくすることが大切です。
脳から分泌されるメラニンという睡眠ホルモンは朝 、太陽の光を浴びることで分泌が止まり、その14~16時間後に分泌を再開します。
このリズムをうまく生かして眠ることが大切です。
湯船につかる
お湯につかって全身を温めると体の隅々まで毛細血管が広がり血流を良くしてくれます。
そのため、シャワーで入浴を済ませるのではなく、湯船にきちんとつかりましょう !(^^)!
ただ、のぼせるほどの熱いお湯は禁物です。
入浴直後に血圧が急上昇して血管に負担がかかってしまいます。
自宅の寒暖差をなくす
脳梗塞の発作は血圧が急激に上がった時に起こりやすいという事がわかっています。
脳梗塞の予防のためには普段から血圧が変動しないように工夫をしましょう。
夏場 : 夏に熱い屋外から帰ってきて急に冷たいエアコンの風にあたると血管が収縮して血圧が急上昇してしまいます。
エアコンの風に直接当たらないようにしましょう。
冬場 : お風呂と脱衣所の温度差が激しくなるので脱衣所に暖房器具を設置するのがオススメです。
床暖房が効果的です !(^^)!
サウナに注意!
サウナは健康にいいイメージがあるかもしれませんが、血圧が高い人のはオススメできません。
汗をたくさんかくと喉が渇いていなくても身体は脱水症状になっているので、意識的にこまめに水分補給をしましょう。
3 脳梗塞になってしまったら
最近の日本人の死因は
1位 : ガン
2位 : 心臓疾患
3位 : 肺炎
4位 : 脳血管疾患
です。
ですが、2位と4位の心臓疾患と脳血管疾患は、どちらも血管の病気であり深くかかわりあっています。
昔に比べたら死亡率が下がったと思える脳血管疾患ですが、そのまま寝たきりになってしまったり、後遺症が残る場合も多々あります。
3-1 こんな症状が起きたらすぐに病院へ
甚大な脳梗塞が起きる前に前触れのように起こる発作を一過性脳虚血発作といいます。
この症状は長くても30分くらいで治ってしまうため軽視されがちですが、この発作を起こした人の15~20%の人は3か月以内に重篤な脳梗塞を起こしています。
症状の一例として
・ものが二重に見える
・体の片側に力が入らず歩けない
・ろれつが回らなくなる
などがあります。
3-2 勝負は4時間半
脳梗塞の場合、発症後4時間半以内であれば使用することができる「t-PA」という薬があります。
これは点滴で血栓を溶かす特効薬で脳の血流を再開させることが出来ます。
この薬を使うと治療を開始してから自立した生活を送れるようになる患者が使わなかったときに比べ5割増しになることがわかっています。
ですが
4時間半といっても実際に治療を行うには診察、問診、採血、レントゲンなどの様々な検査が必要です。
様子がおかしいと思ったら速やかに病院に行きましょう。
3-3 脳梗塞の様々な後遺症
脳梗塞の後遺症は脳のどの部分に障害を受けたかで現れる後遺症の種類や過程が違います。
主な後遺症は
・言葉が不自由になる言語障害
・ものを飲み込みにくくなる嚼下障害
・物事を判断することができなくなる高次機能障害
・うつなどの精神障害
・脳卒中から起きる認知症
などがあります。
脳梗塞の後遺症は一生付き合っていかなくてはいけないものになる可能性も高く、それまでの生活とは変わってしまいます。
再発防止に努めることも大切になってきます。
・血圧が高いといわれた方
・糖尿病の方
・コレステロールが高めといわれた方
は、特に今日から予防しましょう (*’▽’)
そのためにも
内臓を温めること!
血流を良くすること!
ですね。
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