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ふくらはぎがむくんで痛い原因とは?改善のための対処法を紹介!

「頻繁にふくらはぎがむくんで困っている」「ふくらはぎがパンパンになって痛い」などの不安を抱えている方はたくさんいるでしょう。
ふくらはぎがむくむのは、立ち仕事やデスクワークが多い人によく見られますが、重篤な病気が原因という場合もあります。
このコラムでは、痛みを伴うふくらはぎのむくみでお悩みの方のために、その原因や対処法について詳しく解説します。

ふくらはぎがむくんで痛い原因とは?改善のための対処法を紹介!

ふくらはぎのむくみの原因

以下が、ふくらはぎがむくむ主な原因です。
むくみとは、何らかの原因により皮膚ないし皮膚の下に水分が溜まった状態で、専門的な言葉では「浮腫(ふしゅ)」と呼びます。

指で押すと、しばらくへこんだままの状況になり元に戻らないのがむくみの代表的な症状ですが、放置しておくと命が危険にさらされることもあります。
そうならないためにも、まずは原因を探り必要に応じて医療機関で診てもらいましょう。

長時間同じ姿勢でいる

デスクワークをする時間が多い方や、立ち仕事の方など、長時間同じ姿勢を余儀なくされると、ふくらはぎの動きが少なくなり、むくみの原因となります。
ご存じの方も多いと思いますが、長時間飛行機に乗るとエコノミークラス症候群になりやすく、最悪肺塞栓症を起こして死に至る場合もあるので、仕事中でも意識的にふくらはぎを動かしましょう。

塩分の摂り過ぎ

塩分が多い食事を続けると、むくみの原因になります。
塩分には水分を抱え込んでしまう性質があって、体に不必要な水分を排出しにくくしてしまいます。

過度なダイエット

過度なダイエットにより、ビタミン、ミネラル、たんぱく質などの体に必要な栄養素が不足すると、むくみが出やすくなります。
また、食事制限をし過ぎて運動不足になり脚の筋肉が弱ると、ポンプ機能が正常に動かなくなりむくみに繋がります。

過度なアルコール摂取

アルコールの摂り過ぎも、むくみの原因になります。
飲み過ぎは体の水分を奪い血液濃度を高め、体は危険を回避しようと血管内に水分を取り込んで、血液濃度を低くしようとして取り込んだ水分の一部がむくみとなります。

冷え

エアコンなどで体を冷やし過ぎると、血行不良を起こしたり体温を調節する発汗などの自律神経の働きを鈍くしたりして、むくみの原因となります。
女性には冷え性の方が多く、男性に比べて筋肉量が少ないことから、むくみが出やすくなっています。

特に思い当たる原因もなく、慢性的にむくみが出ている場合は、次項で紹介する病気が原因である可能性が高いです。

ふくらはぎのむくみで考えられる病気とは

以下に、ふくらはぎのむくみで考えられる病気について記載します。
痛みを伴うふくらはぎのむくみや、むくみだけではなく息切れや胸痛や疲れやすいなど、他の症状もあるときは、躊躇なく専門の医療機関やかかりつけ医で受診してください。

リンパ浮腫

リンパ浮腫とは、脚や腕の皮膚の下にリンパ液が溜まってしまう病気のことで、徐々に進行しやすいのが特徴で、発症してしまうとなかなか良くなりません。
リンパ浮腫の症状には、脚が熱をもって腫れる、脚の静脈に左右差がある、皮膚が厚くなる、皮膚をつまむと痕が付く、などがあります。

心臓の障害

心臓に何らかの障害があると、本来心臓が行っているポンプの役割を正常に果たせなくなり、血行が悪くなりむくみが出やすくなります。
最悪心不全となって死に至る場合もあるので、早めに医療機関で受診してください。

肝臓や腎臓の障害

肝臓や腎臓に何らかの障害があると、血中のアルブミンというたんぱく質の量が低下して、血管での水分調整が効かなくなり、むくみの原因となります。
アルブミンは、血管に水分を取り込んだり排出したりして浸透圧を調整する大切な役割を担っています。

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤とは、脚の血管が膨らみコブのようになる病気で、立ち仕事が多い女性が発症しやすいと言われています。
脚の皮膚に蜘蛛巣、網目状の模様が見られるのが特徴で、かゆみ、こむら返り、湿疹、色素沈着、出血などが症状として表れやすいです。

ふくらはぎのむくみ改善のための対処法

ふくらはぎのむくみの原因が分からないときには、医療機関を受診するのが最善策ですが、以下にその他のむくみを改善できる対処法を紹介します。
原因が明確な場合は、それに合った対処法でむくみを改善してください。

適度な運動を心掛ける

ウォーキングやジョギングなど、脚を動かす運動を行うことがむくみの予防に役立ちます。
脚の筋肉量を増やすことにより、むくみを解消できる場合もあります。

マッサージをする

ふくろはぎをマッサージするのも、むくみの予防対策となります。
できれば入浴後の体が温まったときに、片足ずつ優しくマッサージしてください。

湯船に浸かる

毎日シャワーで済ませている方は、意識的に湯船に浸かることでむくみを予防できる場合もあります。
むくみを回避するには、体を温めて血行をよくすることが大事です。

脚を高くして寝る

寝るときに、クッションなどをふくらはぎの下に置いて足を高くすることにも、むくみの予防効果があるとされています。

塩分の摂り過ぎに注意する

濃い味が好きな方でむくみが気になる方は、塩分の少ない食事を心掛けましょう。
1日の線分摂取量は、男性なら7.5g未満、女性なら6.5g未満を目安にしてください。

体を冷やす過ぎない

冷え性でむくみが気になる方は、夏場でもエアコンに当たり過ぎないなどして、できるだけ体を冷やさないように注意してください。
デスクワークが多い場合は、エアコンで体が冷えやすくなるため、直接冷風が脚に当たらないように工夫しましょう。

まとめ

ふくらはぎがむくむ原因には、長時間同じ姿勢でいる仕事に就いていたり、塩分を摂り過ぎていたりなど、誰でも簡単に気づけるものも少なくありません。
しかし、一過性のものではなく原因不明で慢性的にむくみの症状が出ている場合は、病気の可能性もあるため、できるだけ早めに医療機関を受診することをおすすめします。

病気以外のむくみには、マッサージや食事の改善など、それぞれの原因に合った対処法を実施しましょう。
ふくらはぎの基本的なむくみ改善には、体を温めて血行を促進させることが効果的です。

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後もお役に立てるコラムを掲載してまいります。

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